俳優の賀来賢人（33）が1日、所属する「アミューズ」との専属契約の終了と独立することを発表した。賀来は「これからは個人で責任を持ち、自分のやりたい事に後悔なく挑戦していきたい」と決意を新たにしている。

　賀来は「この度、私賀来賢人は株式会社アミューズとの専属契約を終了し、個人として活動する事となりました」と報告。「アミューズからは、約16年間、役者として、一人の人間として、大変多くの事を学ばせて頂きました。本当に感謝しかありません」と記した。

　「30代に入り、世界中の作品が視聴できる環境になり、役者として、表現者として、このままで良いのか、自分は何がやりたいのか。ずっと自問自答してきました。自分の力でどこまで出来るのか、挑戦したい気持ちが次第に強くなっていきました」と思いをつづり「これからは個人で責任を持ち、自分のやりたい事に後悔なく挑戦していきたい、という旨を会社にお伝えしたところ、快く送り出して頂きました」と明かした。

　最後は「日頃、応援して下さる方、サポートして下さる方への感謝を忘れずに、未熟者ではありますが、真摯に作品に取り組み、尽力する所存です」と力を込めている。

　アミューズもサイトを通じて「この度、賀来賢人が2022年9月1日より、弊社から独立し、活動していくこととなりました」と伝え「2006年より、賀来賢人と共に歩んでまいりましたが、長きに渡り支えてくださっているファンおよび関係者の皆様に、改めて厚く御礼申し上げます」と感謝。

　続けて「更なる飛躍を目指し挑戦し続ける賀来賢人を、弊社も引き続き応援して参ります。今後とも賀来賢人への、変わらぬご支援を賜りますよう、何卒お願い申し上げます」と呼びかけている。

　なお、今後の活動に関してアミューズは「いくつか出演作品は決定しておりますが、順次発表される予定です」とし、アミューズから一緒に独立するマネージャーについては「おりません」と話している。

　賀来は、フジテレビ系ドラマ『太陽と海の教室』、NHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』、TBS系ドラマ『Nのために』などさまざまな作品に出演。小説家・浅田次郎の短編を映画化した『銀色の雨』で初主演を果たす。2016年8月、俳優の榮倉奈々（34）と結婚。2017年6月に第1子、2021年2月に第2子の誕生を発表している。