4日にテレビ朝日系で最終回を迎えたテレビ朝日×ABEMA共同制作のオリジナル連続ドラマ『M　愛すべき人がいて』。ABEMAでは、最終回の地上波未公開シーンを含むオリジナルバージョンが配信された。テレビ朝日の番組平均視聴率は世帯4.8％、個人2.2％。通常放送の全7回の平均は4.7％となり、同枠の『アリバイ崩し承ります』（20年1月期）と同率1位タイとなった（視聴率はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区）。ABEMAでは最終回の視聴者数が全放送回の中で最高記録を更新した（※「ABEMA」配信開始の7月5日午前0時5分〜7月6日午前3時までの視聴者数を集計）。

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　平成の歌姫が誕生するまでと、そこに秘められた出会いと別れを描いた同名小説（著：小松成美／幻冬舎）に、脚本家・鈴木おさむ氏がドラマならではの彩りとオリジナル要素をプラスし、イレギュラーな春ドラマの中で話題を振りまいた本作。

　最終回では、なんとか即解雇を免れたマサ（三浦翔平）は仕事に没頭し、アユ（安斉かれん）とマサはそれぞれ怒とうのスケジュールに追われていく。すれ違いの生活を送るも、お互いを強く思い合う2人。そんなある日、礼香（田中みな実）から言われた「アユはマサがいない方がいい歌を作る」という言葉が胸に突き刺さったマサは、アユの幸せを思うがゆえに、“ある決意”を固める。果たして、神様に選ばれたアユは“愛”、それとも“歌姫”どちらの運命を受け入れるのか。日本一になった歌姫の、切ない恋の結末とは？

　お互いを思い合うものの、徐々に引き裂かれる残酷な運命をたどるアユとマサ、そして最後の決断に、ABEMAのコメントには「涙腺崩壊した」「記憶に残る最終回」など感動の声が多数寄せられた。そして、マサの決断の際のキーマンとなりマサと“涙のキス”をした礼香にも「切なすぎる」「胸が痛い…」「実は1番悲しい恋してたのかもね」と、同情が集まった。ABEMA最終回オリジナル版については、「同棲生活の裏側が余計切ない」「『M』が凄く泣ける」など未公開シーンに反響が寄せられた。

　ABEMAでは1話から7話の全話を視聴できるほか、礼香に隠された秘密や『M』最終回の2年後が初めて描かれる田中みな実主演のスピンオフドラマ『L　礼香の真実』（全7話、※ABEMAプレミアム会員のみ視聴可能）も独占配信中。