俳優の椎名桔平、滝藤賢一らが28日、東京・渋谷のNHKで10月10日スタートのドラマ『破裂』(毎週土曜 後10:00 総合)の試写会に出席した。今作が初共演の椎名と滝藤は「『半沢直樹』を観ていて、ユニークな面白い俳優さんが現れたなと思っていた」と余裕をたっぷりな椎名に対し、滝藤は「恐いんですよね。その存在感たるや、ひしひしと感じながらお芝居をさせてもらっています」と落ち着きなく応えていた。
「不良性と色気と、おまえそれ、おれにやるの?と言われているような威圧感と」で滝藤を圧倒した椎名だが、一方で「夢の治療法」の被験者第1号となる父親・倉木蓮太郎役を演じる仲代達矢との初共演も実現。「大先輩と初めて共演するプレッシャーもあったんでしょうか。幼い頃、自分と母親を捨てた父親として恨みを募らせてきた関係性の中で、思い切ってぶつかっていこうという気持ちもあって、胃がキリキリするような状態が続いていた」と明かした。
同ドラマは、久坂部羊氏の同名小説が原作。エリート心臓外科医の主人公・香村鷹一郎(椎名)が、長年研究してきた老化した心臓を若返らせる「夢の治療法」をめぐり、個人の夢や欲望、復讐心といった感情に揺り動かされる人間模様に、「ぴんぴん、ぽっくり」で老人を減らし、来るべき超高齢化社会に対処しようとする国家的陰謀が絡んでくる医療サスペンス。
制作統括の勝田奈津子氏は「以前だったらテレビで『ぴんぴん、ぽっくり』なんて言えるわけがなかったけれど、日本の高齢化が進み、『終活』という言葉も定着してきて、これから老後をどうするのかを語ることがタブーじゃなくなってきた」と満を持してドラマ化に挑んだ。
椎名はこの作品に入るために、天皇陛下が受けた心臓の冠動脈のバイパス手術の執刀医としても知られる順天堂大学の天野篤教授の手術を見学するなど、7ヶ月の準備期間を経て撮影に臨んでいる。「役者冥利に尽きる経験をさせてもらい、連続ドラマの一線を超える作品になる予感がしていたけれど、それが的中したと自信を持ってお届けしたい」と言葉に力を込めた。
試写会には出演の坂井真紀、キムラ緑子、佐野史郎も出席した。
「不良性と色気と、おまえそれ、おれにやるの?と言われているような威圧感と」で滝藤を圧倒した椎名だが、一方で「夢の治療法」の被験者第1号となる父親・倉木蓮太郎役を演じる仲代達矢との初共演も実現。「大先輩と初めて共演するプレッシャーもあったんでしょうか。幼い頃、自分と母親を捨てた父親として恨みを募らせてきた関係性の中で、思い切ってぶつかっていこうという気持ちもあって、胃がキリキリするような状態が続いていた」と明かした。
同ドラマは、久坂部羊氏の同名小説が原作。エリート心臓外科医の主人公・香村鷹一郎(椎名)が、長年研究してきた老化した心臓を若返らせる「夢の治療法」をめぐり、個人の夢や欲望、復讐心といった感情に揺り動かされる人間模様に、「ぴんぴん、ぽっくり」で老人を減らし、来るべき超高齢化社会に対処しようとする国家的陰謀が絡んでくる医療サスペンス。
制作統括の勝田奈津子氏は「以前だったらテレビで『ぴんぴん、ぽっくり』なんて言えるわけがなかったけれど、日本の高齢化が進み、『終活』という言葉も定着してきて、これから老後をどうするのかを語ることがタブーじゃなくなってきた」と満を持してドラマ化に挑んだ。
椎名はこの作品に入るために、天皇陛下が受けた心臓の冠動脈のバイパス手術の執刀医としても知られる順天堂大学の天野篤教授の手術を見学するなど、7ヶ月の準備期間を経て撮影に臨んでいる。「役者冥利に尽きる経験をさせてもらい、連続ドラマの一線を超える作品になる予感がしていたけれど、それが的中したと自信を持ってお届けしたい」と言葉に力を込めた。
試写会には出演の坂井真紀、キムラ緑子、佐野史郎も出席した。
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2015/09/28