【試合ルール】
通常のタッグマッチ形式で試合を行い、敗れた選手から退場。最後まで一人でも残ったチームが勝者となる。試合権利のある選手がトップロープを越えて場外に転落した場合も退場。
【退場順】
(1)×石井(12分41秒 OTTR)鷹木×
(2)×棚橋(16分00秒 OTTR)辻○
(3)○オカダ(17分12秒 OTTR)辻×
(4)――(18分27秒 OTTR)内藤×
(5)×オカダ(18分33秒 OTTR)――
(6)○田口(20分30秒 OTTR)BUSHI×
(7)×田口(22分19秒 名も無きヒロムロール)ヒロム○
(8)○YOH(24分04秒 DIRECT DRIVE→片エビ固め)ヒロム×
メインイベント(第6試合)はイリミネーションマッチとして、オカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏&田口隆祐&YOH組と内藤哲也&鷹木信悟&辻陽太&高橋ヒロム&BUSHI組が激突。YOHと田口にとっては故郷凱旋となる。
この試合は通常のタッグマッチ形式で行なわれ、敗れた選手から退場。最後まで一人でも残ったチームが勝者に。なお、試合権利のある選手がトップロープを越えて場外に転落した場合も退場となる。
オカダ&棚橋&石井はNEVER6人タッグ、のベルトと共にリングイン。ヒロムはIWGPジュニアヘビーのベルト、内藤はお手製のIWGP世界ヘビー挑戦権利証を携え入場。
田口はコール時、マイク・ベイリーばりのポーズを披露。今宵も“田口・ベイリー”として戦う模様。そして田口はオカダ、棚橋、YOHと握手。だが、石井にはガン無視されてしまう。L・I・Jはゴング前にグータッチをかわす。
先発で田口が登場。反対コーナーは辻がリングインし、オカダを手招き。すると田口はオカダと交代。
辻とオカダは緊張感あふれるリストの取り合いを展開。そして辻はフライングメイヤーを繰り出すが、オカダはすばやく腕を取ってヘッドロックに連携。
続いてオカダはショルダータックルでなぎ倒すが、辻もティヘラで反撃。さらにお返しのショルダータックルでダウンを奪う。
ここで早くも辻はオーバー・ザ・トップロープでオカダを排除しようとする。こらえたオカダは辻に打撃を浴びせ、田口とスイッチ。
反対コーナーはBUSHIが登場。BUSHIは田口のヒップアタックをアトミックドロップで迎撃。だが、田口はフェイントからのヒップアタックをヒット。
そして田口はロープに走るが、内藤が食い止め、BUSHIと共に連携の低空ドロップキックをヒットする。続いてBUSHIは田口に電気アンマをお見舞い。
次は内藤が、自軍コーナーに戻ろうとする田口を捕獲。そして鷹木と共にダブルのバックエルボーを食らわす。
すると石井がリングに入り、鷹木と打撃戦を展開。そのかたわらで田口は、L・I・Jコーナーでお尻ペンペン攻撃を食らう。
次はヒロムが田口をカバー。田口がカウント2ではね返すと、ヒロムはオーバー・ザ・トップロープで排除しようとする。これはオカダがカット。
ヒロムは田口に「どうしたベイリー? どこがベイリーだんだよ!」と挑発。そして串刺しヒロムちゃんボンバーから低空ドロップキックをヒットしカバーするが、これはカウント2。
田口はチョップで反撃し、リープフロッグ&ドロップダウンから、ベイリーばりのキックでヒロムをダウンさせる。
さらに田口はヒロムにソバットから左右の連射キック、そして延髄斬りをヒット。ベイリー殺法を全開にする。
スイッチしたYOHはヒロムにジャンピングフォアアーム。さらにボディスラムで叩きつけ、セカンドロープからひねりを加えたセントーン。
続いてファルコンアローを狙うも、ヒロムは脱出。しかし、技の読み合いからYOHはドロップキックを突き刺し、今度こそファルコンアローを炸裂。だが、カバーは辻がカット。
YOHは気合いを入れ、DIRECT DRIVEを狙う。ヒロムが回避すると、ここからロープワークの攻防で互いに追走攻撃を繰り出す。続いてヒロムはお返しのファルコンアローを炸裂。
次は石井と鷹木のマッチアップ。激しいエルボーの応酬から、ショルダータックル合戦に。競り勝った石井はブレーンバスターの体勢に入るが、鷹木が逆に投げつける。さらに鷹木はショルダータックルで石井を吹っ飛ばすと、串刺しラリアットを食らわす。
続くパンピングボンバーは石井が切り抜けるも、鷹木はバックエルボー、ナックル、龍魂ラリアットをお見舞い。
ならばと鷹木はMADE IN JAPANを狙うが、石井は回避し、棚橋と共にダブルの低空ドロップキックを突き刺す。すかさずオカダも鷹木にビッグブーツ。
内藤がリングに入ると、棚橋がドラゴンスクリュー。そして鷹木には石井の後頭部ラリアット、棚橋の顔面張り手、最後にオカダがリバースネックブリーカーを炸裂。
続いて石井がロープに走るが、BUSHIが場外から足を引っ張って妨害。さらに石井をオーバー・ザ・トップロープで追いやろうとするが、棚橋が食い止める。
しかし、鷹木が石井に突進。石井はエルボーで迎撃し、鷹木をエプロンに連れ出す。鷹木は石井をヘッドバットでひるませ、さらにショートレンジラリアットを連発。
そして鷹木はグーパンチを繰り出すが、石井はヘッドバットを炸裂。ここで共に場外に落下し、失格に。
次は棚橋と辻のマッチアップ。棚橋はボディブローからエルボー。さらにフライングフォアアームをヒット。
そして棚橋はボディスラムで叩きつけ、セカンドロープからサンセットフリップをお見舞いしカバー。辻がカウント2ではね返すと、棚橋はスリングブレイドを狙う。
だが、辻はリバースゴリースペシャルで捕える。棚橋は肩車の体勢に切り返すが、辻は前方に落としてバックを取る。
棚橋は切り抜け、コーナーの辻の足を捕獲。だが、辻は両足で棚橋の頭部をはさみ、マットに打ち付ける。
ここからL・I・Jは棚橋にトレイン攻撃。そしてL・I・Jは4人がかりで棚橋にサンドイッチ式の低空ドロップキック。すかさず辻はカバーするが、田口がカットする。
棚橋は顔面への張り手からロープへ。すると辻は追走し、オーバー・ザ・トップロープで棚橋を排除しようとする。棚橋はロープをつかみ、逆上がりで戻ろうとするが、辻は妨害。
すると棚橋はボディシザースで辻を場外に追いやろうとする。辻も棚橋と同じようにロープをつかんでこらえる。
そして辻は逆上がりでリングに戻ると、同じく戻ろうとした棚橋を場外に落とし、場外失格に追い込む。
今度はオカダが辻にエルボーを連発。続く串刺しエルボーは辻が切り抜けるも、オカダはリバースネックブリーカーの体勢に。
辻はエプロンに逃れ、オカダにトップロープを越えてリングに戻りながらアームホイップ。さらにフロントキックでなぎ倒し、気合いを入れるとツームストンパイルドライバーの体勢に。
オカダは逆に持ち上げるが、辻はトップロープ越しにエプロンに着地。そしてリングに戻ろうとするが、オカダがドロップキックで場外に落とし失格に追いやる。
すかさず内藤がオカダをオーバー・ザ・トップロープで追放しようとするも、オカダは回避。すると内藤はバックエルボーから低空ドロップキック。
そしてコーナーミサイルを狙うが、オカダは内藤をコーナー最上段に設置し、ドロップキックを狙う。
切り抜けた内藤は、トルネードDDTの体勢に入るが、こらえたオカダは内藤をエプロンに追いやる。そしてビッグブーツを繰り出すが、内藤は蹴り足をキャッチ。
すかさずBUSHIがオカダをエプロンに追いやると、内藤はストンピングを連発。そしてBUSHIがエルボーでオカダを排除しようとするが、オカダは内藤を身代わりに。この誤爆で内藤は場外に落下し失格に。すると、田口がエルボーでオカダも失格に追い込む。
リング上はヒロム&BUSHIvs田口&YOHの様相に。はさみ打ち攻撃を巡る攻防から、BUSHIは田口のヒップアタックにアトミックドロップを合わせる。
そしてBUSHIは突進するが、田口はショルダースルーでエプロンに追いやる。さらにヒロムにはドロップキックをヒット。
リングに戻ったBUSHIは、突進してきた田口をショルダースルーでエプロンに追いやる。すると田口はBUSHIをエプロンに引きずり込む。
ここで田口とBUSHIは互いに相手の足を持つ。両者は示し合わせて、同時に足を落とすとリングに戻る。
BUSHIは田口に握手を求め、スキをついて顔面かきむしり。さらにカウンターの延髄斬りからコードブレイカーへ。
だが、こらえた田口はBUSHIをエプロンに追いやり、ロープ越しのマッケンローで転倒させると、ケツイェで場外に排除。これでL・I・Jはヒロムのみに。
田口は軽快な動きでヒロムを威嚇。ヒロムは田口に襲いかかるも、YOHがカット。そして田口は、“タグ・ラッシュ”に変身し、YOHとスシロールをヒロムに炸裂。続いて連携の串刺しエルボーから、合体ブレーンバスターの体勢に。
ヒロムは回避するが、YOHがキックで動きを止めると、田口はラッシュアワーっぽい技を炸裂。
そして田口&YOHは3Kを狙うが、ヒロムは切り抜け、YOHにトラースキック。続いて田口から名もなきヒロムロールで3カウントを奪取。これでヒロムvsYOHの一騎打ちに。
勢いに乗るヒロムはYOHにターンバックル・デスバレーボム。さらにTIME BOMBを狙うも、YOHは丸め込みで切り返す。
カウント2ではね返したヒロムは、ヒロムちゃんボンバーを炸裂すると、ダイナマイト・プランジャーからカバー。しかし、YOHは何とかカウント2でキックアウト。
ならばとヒロムはヒロムちゃんボンバーへ。かわしたYOHはファイブスタークラッチを狙うが、回避したヒロムはトラースキックをヒット。
そしてヒロムは再度TIME BOMBの体勢に。切り抜けたYOHはリバースフランケンシュタイナー。続いてトラースキックを突き刺すと、気合いを入れてDIRECT DRIVEを炸裂。この一撃でヒロムから3カウントを奪取し、自軍に勝利をもたらした。