第52回九州芸術祭文学賞 選評 文学界編集長 丹羽健介 アジア人女性の描き方 説得力があった受賞作
昨年に続き二度目となったリモート選考会の結果、受賞作と佳作が一作ずつ選ばれた。感染症による社会経済の停滞に反し、候補作はいずれも充実したもので、面白く読んだ。候補作全十一作について寸評を記す。
雨宮浩二「鞄の中のぬらりひょん」(福岡県)は、公園で遭遇した奇妙な被(かぶ)り物のパフォーマーとの交流...
昨年に続き二度目となったリモート選考会の結果、受賞作と佳作が一作ずつ選ばれた。感染症による社会経済の停滞に反し、候補作はいずれも充実したもので、面白く読んだ。候補作全十一作について寸評を記す。
雨宮浩二「鞄の中のぬらりひょん」(福岡県)は、公園で遭遇した奇妙な被(かぶ)り物のパフォーマーとの交流...