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長崎新スタジアム2万席 ジャパネットHD、基本設計公表

 サッカーのJリーグ2部(J2)、V・ファーレン長崎の親会社ジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)は、長崎市中心部に建設を予定する新スタジアムを2万席とするなどとした「長崎スタジアムシティプロジェクト」の基本設計の概要を公表した。

 長崎スタジアムシティは三菱重工業幸町工場跡地(長崎市幸町)の6万8700平方メートルを民間主導で開発する計画。基本設計ではスタジアムのほか、バスケットボールや音楽イベントを開催するアリーナは5千席で音響や映像設備を備える。ホテルは全270室で、オフィスと商業施設の貸し床面積はそれぞれ2万平方メートルとする方針が示された。

 スタジアムやアリーナは、1席当たりの大きさや座席間隔を広げたり、オフィスや商業施設を含めて最新の情報通信技術(ICT)を活用したりして、新型コロナウイルスをはじめとした感染症対策を考慮した施設とする。

 同社によると、整備に向け、来年3月までの間に実施設計者や施工予定者を公募し、4月に決定する方針。2022年に着工し、24年中の完成を目指す。同社広報室は「感動とビジネスが両立した民間主導の地域創生モデルを確立し、長崎から日本を盛り上げたい」としている。

 (稲葉光昭)

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