ダスキン、JPホールディングスを持ち分法適用会社に
ダスキンは27日、保育・学童運営を手掛けるJPホールディングスを持ち分法適用会社にすると発表した。学研ホールディングスが保有しているJPホールディングスの株式(31・7%)を11月30日付で取得する。取得額は約90億円。2024年3月期の連結業績に与える影響は軽微としている。
JPホールディングスは関東を中心に保育園や学童クラブなどを306施設(7月末時点)運営している。ダスキンはJPホールディングスが運営する施設に子どもを通わせている世帯に清掃や家事代行などのサービスを提供し、新規顧客の開拓につなげる。
今後、協業検討委員会を立ち上げて顧客へのサービス内容などを詰める。ダスキンは「子育て支援の領域で顧客への新たな価値を提供して両社の企業価値向上を目指す」としている。
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