任天堂の21年3月期、純利益86%増 巣ごもり需要追い風
任天堂が6日発表した2021年3月期の連結決算は純利益が4803億円と前の期比86%増え、過去最高を更新した。「巣ごもり需要」の追い風を受け、主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売台数は37%増の2883万台だったほか、「あつまれ どうぶつの森」などソフト販売が増加。利用者同士が交流できる有料会員の増加も増益に貢献した。売上高は34%増の1兆7589億円だった。
22年3月期の業績予想は、売上高が前期比9%減の1兆6000億円、純利益が29%減の3400億円とした。スイッチの販売台数は12%減の2550万台を見込む。
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