自民幹事長、政治資金問題「規正法改正含め議論を」
自民党の茂木敏充幹事長は18日、東京都内で同党議員のパーティーに出席し、党安倍派の政治資金パーティー裏金問題を受けた改革として、政治資金規正法改正も議論の対象となり得るとの認識を示した。「法改正を含め、透明性が確保できるような素地を早急に検討しなければいけない」と述べた。
法改正以外に、パーティー券代の銀行振り込みも例に挙げた。
安倍派など5派閥がパーティー券収入を過少記載したとして規正法違反容疑で刑事告発されたことを踏まえ、党本部としても収支の確認に関与する意向を重ねて示した。〔共同〕
自民党安倍派(清和政策研究会)や二階派(志帥会)が政治資金パーティー収入の一部を政治資金収支報告書に記載しなかった疑いがあるとして、東京地検特捜部は政治資金規正法違反容疑で現職国会議員を逮捕しました。両派閥はパーティー券の販売ノルマ超過分を所属議員に還流させており、安倍派における派閥・議員側双方の収支報告書に記載されていない「裏金」は2018〜22年分で約6億円近くに上るとされます。
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