世界スノボ、ビッグエアで長谷川帝勝が初V 鬼塚雅2位
【バクリアニ(ジョージア)=共同】スノーボードの世界選手権は4日、ジョージアのバクリアニでビッグエアの決勝が行われ、男子で初出場の17歳、長谷川帝勝(STANCER)が177.25点で優勝した。この種目で日本勢が金メダルを獲得するのは男女を通じて初めて。
女子の鬼塚雅(ISPS)は161.25点で2位となり、3位のスロープスタイルに続いて今大会2個目のメダルを獲得した。
男子でスロープスタイル銀メダルの木俣椋真(ヤマゼンロックザキッズ)は6位、大塚健(バートン)は9位だった。女子の浅沼妃莉(ムラサキスポーツ北海道)は7位、深田茉莉(ヤマゼンロックザキッズ)は8位。2018年平昌、22年北京両冬季五輪を制したアナ・ガサー(オーストリア)が162.50点で2度目の優勝を果たした。
同時開催のフリースタイルスキー世界選手権で、ハーフパイプ決勝は男子のブレンダン・マッケイ(カナダ)と女子のハナ・ファウルヘイバー(米国)が初制覇した。ビッグエア決勝は男子のトロイ・ポドミルサク(米国)が初、女子のテス・ルドゥー(フランス)が2度目の優勝。予選落ちした日本勢は出場しなかった。
両大会とも悪天候のため5日に予定していた競技を前倒しして実施。最終日となった。