そごう・西武、武蔵小杉に「デパ地下ショップ」
そごう・西武は7日、武蔵小杉駅近くの商業施設「グランツリー武蔵小杉」(川崎市)に、百貨店の地下食品売り場などで販売している商品を扱う「西武武蔵小杉ショップ」を28日に開業すると発表した。コロナ禍で百貨店に出かけにくい中、近隣の住民の需要を取り込む考えだ。
新たな売り場は同施設1階で、広さは120平方メートル。西武池袋本店に入っている洋菓子の「アンリ・シャルパンティエ」や和菓子の「源吉兆庵」など、食品25ブランド(約200品目)をそろえ、人気スイーツの日替わり販売会なども実施する。食品以外にタオルやせっけんなどのギフト商品を扱い、中元や歳暮の注文も受け付ける。
同施設は同社の持ち株会社セブン&アイ・ホールディングスが運営する。そごう・西武は2014年のオープン時に衣料品を中心とした売り場を2階に設けたが、収益が上がらず撤退していた。