京急、三浦にキャンプ場 22年1月開業
京浜急行電鉄は20日、9月に閉館した観光施設「京急油壺マリンパーク」(神奈川県三浦市)周辺の敷地にキャンプ場を開設すると発表した。2022年1月24日に「京急油壺温泉キャンプパーク」としてオープンする。新型コロナウイルス禍でアウトドアレジャーが注目されているのに対応し、集客につなげたい考えだ。
運営は京急グループの三崎観光(三浦市)が手掛ける。敷地にはキャンプサイトを12区画設け、手ぶらでキャンプを楽しめるようテントなどもレンタルできる。日帰りバーベキュー場やドッグランも設置する。
キャンピングカーなどのシェアリング事業を手掛けるカーステイ(横浜市)と連携し、車中泊ができるスポットも設置した。キャンプサイト以外は公園として午前10時~午後4時まで無料で一般開放する。
京急は中期経営計画で「都市近郊リゾートみうらの創生」を掲げており、25年度をめどに京急油壺マリンパーク跡地一帯の再開発を検討している。今回のキャンプ場運営は再開発までの当面の間運営するとしている。
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