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野田内閣が総辞職 民主政権、3年3カ月で幕

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野田内閣は26日午前の臨時閣議で総辞職した。昨年9月2日に就任した野田佳彦首相の在任日数は482日間。鳩山由紀夫氏の266日、菅直人氏の452日を上回り、民主党政権下では最長。戦後の歴代首相33人のうち19番目の長さとなる。2009年9月に誕生した民主党政権は3年3カ月で幕を閉じる。

野田首相は総辞職にあたり「東日本大震災からの復旧・復興、原発事故との戦いや日本経済の再生などの重要課題には引き続き政府が全力で取り組んでいく必要がある」との談話を発表。政治生命を懸けるとした社会保障と税の一体改革関連法の成立に触れ「次の世代に引き継いでいくための道筋をしっかり付けることができた」と強調した。

臨時閣議後の閣僚懇談会で全閣僚に「野田内閣として一緒に汗をかいて仕事ができたことを非常にありがたく思う」と謝意を示した。首相は退陣に伴う記者会見はしなかった。

藤村修官房長官は臨時閣議後の記者会見で「ねじれ国会の中での政策実現に数多くの苦労があったが、決める政治を前進させてきた」と振り返った。

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