小沢氏「もう一度政権奪取」 5度目の党代表就任
生活の党は25日の結党大会で、代表に小沢一郎氏を選んだ。小沢氏は「もう一度、政権奪取を目指して頑張りたい」と巻き返しを誓った。1993年の自民党離党後、渡り歩いた7つの政党で党代表・党首に就くのは5回目。頼みの綱は古巣・民主党との連携だが、同党の海江田万里代表は慎重で、苦しい状況が続く。
幹事長には鈴木克昌氏を起用した。所属する15人の議員すべてに役職をつけて「全員野球」を訴えた。7月の参院選では現有の改選6議席の確保を目指すとした。
小沢氏は安倍政権に関して「危うい要素が見えている」と批判。政府が邦人保護で自衛隊法改正を検討していることについても「短絡的で幼稚な議論」と反対する考えを示した。