個人情報収集でグーグルを指導 総務省
総務省は11日、米大手インターネット検索会社グーグル社に対して、同社の地図検察サービスである「ストリートビュー」を撮影する際に無線LANを通じて個人情報を収集していたとして、再発防止策を求める文書指導を行った。
グーグル社は2007年12月、日本国内で地図検索サービス用の映像撮影を行った際、自動車に搭載した無線LANから誤って、電子メールなどの個人情報を受信していた。
同社は収集した個人情報を米国の本社で厳重に管理し、地図作成の際の無線LAN使用は中止したと発表していた。総務省は今回、再発防止策の報告書を求めた。