農地で発電、作物も成長 かずさDNA研が太陽電池の基礎技術
公益財団法人のかずさDNA研究所(千葉県木更津市)は農地の上に設置しても農作物の成長をほとんど妨げない太陽電池の基礎技術を開発した。日光のうち青や緑に相当する波長の短い光で発電し、農作物の成長に必要な波長の長い光は通す。3年以内にビニールハウスなどで使えるフィルム状の電池を開発し、農地での太陽光発電を促したい考えだ。
開発した太陽電池は半透明で、ガラスの間に2種類の電極や電解液が挟まった構造。電...
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