フォルクスワーゲン、横浜・みなとみらいに研究所
神奈川県は3日、フォルクスワーゲングループジャパン(愛知県豊橋市)が横浜市のみなとみらい(MM)21地区に研究所を新設すると発表した。東京に2拠点ある研究機能を統合する。2020年4月に高層オフィスビル「みなとみらいグランドセントラルタワー」の6階で業務を始める予定だ。
研究所は日本や韓国の技術リサーチを実施。グループ各社の車両や各種機能の開発サポート、試験などをドイツ本社と共同で担当する。自動車部品サプライヤーの開拓やビジネス支援なども担う。
東京都品川区と港区にある研究機能を統合する。研究拠点を1カ所に集約して効率を高めるほか、スペースを拡大して今後の業務拡大に対応する。
研究所の新設には神奈川県の「企業誘致促進賃料補助金」制度を活用する。