栃木銀、ウマミルと提携 海外販路開拓を支援
栃木銀行は1日、食品輸出のプラットフォームサイトを運営するumamill(ウマミル、東京・港)と業務提携した。海外バイヤーなどに手軽に試食品を送ることができる同社のサービスを取引先企業に紹介することで、海外への販路拡大を支援する。
ウマミルはソフトバンクのグループ会社で、国内の食品事業者と海外のバイヤーなどをつなぐプラットフォームとなるサイトを運営している。
具体的には、食品メーカーなどが自社商品の情報をサイトに公開し、商品に興味を持った海外のバイヤーや飲食店に試供品を送る仕組みだ。海外の商談会への出展などに比べ手軽に海外市場の反応を得ることができる。
栃木銀は2018年夏に同サービスに関するセミナーを開き、取引先の中にはサービスに登録した企業もあったという。ウマミルと地域金融機関が提携するのは北関東では初めて。