イラン外相、米の領空侵犯を重ねて主張
【ドバイ=岐部秀光】イランのザリフ外相は20日、ツイッターでイラン革命防衛隊が同日午前に撃墜した米無人偵察機について「領空を侵犯した」と重ねて主張した。ザリフ氏によると無人機は午前0時14分にアラブ首長国連邦(UAE)からステルスモードで飛び立った。午前4時5分にこれを撃墜したという。
ザリフ氏はまた「米がイランに経済テロをしかけている」とも述べ、制裁による圧力を増す米トランプ政権を批判した。「戦争は求めないが、われわれの空と陸と海を守る」と訴えた。
米側は無人機は領空を侵犯しておらず国際空域で撃墜されたと主張している。