「カッパバッジ」新デザインで復活 東京都
東京都は1日、かつて都内の子供に親しまれた「カッパバッジ」の新デザインを発表した。7月上旬から都内で販売する。「江戸」の「東京」への改称から2018年で150年を迎えることを記念し、旧デザインも復刻する予定という。
カッパバッジは1959年に誕生し、97年まで販売された。毎年10月1日の「都民の日」に、動物園などの都有施設に無料入場する際の目印として使われていた。
新デザインはイラストレーターの安斎肇さんが担当。カッパが「150」と書かれたイチョウの葉を持って跳躍する様子を表現した。
小学生のころ、親にもらったカッパバッジを宝物箱で保管していたという安斎さんは「150年のカッパちゃんが皆様に愛されますよう、心から願っています」とコメントしている。