3月に柳原良平ミュージアム 横浜みなと博物館
横浜市は14日、CMキャラクター「アンクルトリス」などで知られる画家の故・柳原良平氏の常設展示室を新設すると発表した。みなとみらい(MM)21地区の帆船日本丸隣にある横浜みなと博物館で3月27日に開業する。50点ほどの作品を展示し「船」や「港」などのテーマで年に数回展示替えをする。
同博物館の約150平方メートルのスペースを整備する。柳原氏は中区山手に住居を構えるなど横浜に親しみ、2015年に死去。遺族が4848点に及ぶ作品を横浜市に寄贈している。展示はイラストや切り絵、油彩画など多彩な作品を活用する。
入館料は一般400円、小中高生200円など。事業費は2500万円で、うち500万円を横浜市のふるさと納税にあたる「横浜サポーターズ寄付金」でまかなう。