レスリング女子、初の金メダルなし アジア大会
ジャカルタ・アジア大会のレスリングは男子グレコローマンスタイル2階級と女子2階級が行われ、女子76キロ級で昨年の世界選手権75キロ級3位の皆川博恵(クリナップ)は決勝で中国選手に敗れて金メダルを逃した。女子が採用された2002年釜山大会以降、日本は初めて優勝者が一人も出なかった。
男子グレコではリオデジャネイロ五輪59キロ級銀メダルで男子60キロ級の太田忍(ALSOK)は1回戦から準決勝までの3試合を勝ち抜いて決勝に進み、銀メダル以上を確定させた。
女子68キロ級の源平彩南(至学館大)は銅メダルを逃した。敗者復活戦は制したが、3位決定戦でキルギス選手に屈した。男子グレコ67キロ級の下山田培(警視庁)は1回戦で敗退した。〔共同〕