内閣不信任案、反対多数で否決 衆院本会議
民進、共産、自由、社民4党が提出した内閣不信任決議案は15日未明の衆院本会議で、与党と日本維新の会などの反対多数で否決された。
民進党の枝野幸男前幹事長は提案理由説明で、カジノを中心とする統合型リゾート(IR)整備推進法案(カジノ法案)に関し「経済的なマイナス要因が客観的に検証されていない」と指摘。「経済再生どころか経済失速を加速させる」と訴えた。
自民党の林幹雄幹事長代理は反対討論に立ち、「野党は国会で欠席ばかりして、国民の負託に応えているとは到底言いがたい」と民進党などの審議姿勢を批判した。
続いて審議に入ったカジノ法案は、自民党や日本維新の会などの賛成多数で成立する。