日本化薬、バイオ後続品を承認申請 乳がん・胃がん治療用
日本化薬は11日、乳がんや胃がんの治療に使われるバイオ医薬品「ハーセプチン」のバイオ後続品について、厚生労働省に承認申請したと発表した。ハーセプチンの後続品申請は日本で初めてとみられ、順調にいけば来年にも発売される見込み。
ハーセプチンは世界で6千億円程度の売り上げがある超大型品。日本では中外製薬が販売しており、国内売り上げは16年12月期で341億円。
韓国のセルトリオンと共同で開発し申請した。日本化薬は関節リウマチ治療薬「レミケード」のバイオ後続品を販売しており、同社として2つ目の抗体医薬のバイオ後続品となる。