倉本聰(24)配役決まる
五郎役、健さんも候補に 制作費15億円、予算の2倍に
「北の国から」のシナリオ案が固まってきた。妻と別れて小学生の息子と娘を連れて東京から生まれ故郷の富良野に戻り、元の生家である廃屋に暮らし始める男の物語だ。初めは電気も水道もない。この3人が主人公だ。
番組のスタートは1981年秋と決まった。1時間番組で24話。まだ2年近くある。僕の書斎の机の前の壁に3枚の貼り紙があって「人間を!」「やんちゃに!」「ボルテージ!」と大書してある。
一番大事なのが人...
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五郎役、健さんも候補に 制作費15億円、予算の2倍に
「北の国から」のシナリオ案が固まってきた。妻と別れて小学生の息子と娘を連れて東京から生まれ故郷の富良野に戻り、元の生家である廃屋に暮らし始める男の物語だ。初めは電気も水道もない。この3人が主人公だ。
番組のスタートは1981年秋と決まった。1時間番組で24話。まだ2年近くある。僕の書斎の机の前の壁に3枚の貼り紙があって「人間を!」「やんちゃに!」「ボルテージ!」と大書してある。
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