善光寺白馬電鉄 鉄道時代から物流に力
長野市内で約7年間だけ営業していた鉄道がある。長野と白馬を鉄道で結ぼうという構想が起点となり、その一部として南長野駅と裾花口駅の間、約7キロメートルで運行していた善光寺白馬電鉄だ。現在は列車の代わりにトラックを走らせて、県内の物流を支えている。
JR長野駅から線路沿いを5分ほど歩いたところに善光寺白馬電鉄の本社がある。ここが当時の南長野駅だ。1936年(昭和11年)に南長野駅と善光寺温泉駅の間で...
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