男子400メートルリレーで中村-塩浦-松元-溝畑の日本は日本記録となる3分12秒54の4着だった。しかし、トップでフィニッシュした米国が失格となり、繰り上がりで銅メダルを獲得した。

 松元が第3泳者としてトップでつないだが、第4泳者の溝畑が抜かれた。日本記録を1秒11更新したが、メダルには100分の1秒だけ届かなかったかに思われた。そのまま表彰式も行われた。観客も帰路についていたが、後に米国が登録メンバーと違う順番で泳いでいたことが発覚。まさかの形でメダル獲得となった。

 取材や表彰式を終えた後で、知らせを聞いた塩浦は自身のツイッターで「2020ではちゃんとメダルを獲って祝福してもらえるようにがんばります」とつづった。