日本バスケットボール協会は9日、リオデジャネイロ五輪の女子代表候補18人を発表した。

 PGの吉田亜沙美主将(28=JX-ENEOS)ら昨年9月の五輪予選を兼ねたアジア選手権優勝メンバー12人を軸に、若手らが加わった。昨年ユニバーシアード4位の立役者でもある筑波大のPG藤岡麻菜美(22)が初選出となった。

 チームスローガンは「メダルへの挑戦!」。川淵三郎会長率いる日本協会も全面バックアップする構えで、五輪本番まで国内外で約100日の合宿、他国との実戦も20試合以上組む。5月にはNBA経験者のスペシャルコーチも招き、攻撃力を磨く予定。18人のメンバーは6月に12人に絞られる。内海知秀監督(57)は「若い選手がどれだけ(五輪予選メンバーの)12人を脅かすか。チーム力を上げるためにも切磋琢磨(せっさたくま)してほしい」と期待を込めた。