高梨沙羅(クラレ)が合計305・8点で優勝し、自己最多の8連勝で今季9勝目、通算39勝目を挙げた。

 1回目に最長不倒の137・5メートル、2回目も136メートルを飛んでの圧勝で、2013~14年シーズンにマークした7連勝の自己記録を更新した。

 マーレン・ルンビー(ノルウェー)が285・1点で2位に入った。伊藤有希(土屋ホーム)は7位、勢藤優花(北海道メディカルスポーツ専門学校)は12位、岩渕香里(松本大)は15位だった。

 女子で今季唯一のラージヒルでのW杯となった第10戦は、個人総合の上位選手ら計31人で争われた。

 ◇高梨沙羅の話 いいジャンプを2本そろえられた。いい風ももらえた。試技はあまり良くなかったが、うまく切り替えられて収穫になった。一試合一試合楽しんで飛べている。