59年ぶりの関西シリーズが実現!オリックスがロッテを下して3年連続となる日本シリーズ進出を決めた。

2年連続日本一を目指してセ・リーグを勝ち上がった阪神と関西ダービーに挑む。日本シリーズの関西対決は1964年(昭39)の阪神対南海(現ソフトバンク)以来、59年ぶりだ。

日本シリーズは10月28日からパ・リーグ本拠地の京セラドーム大阪で開幕する。

▼阪神は、05年に導入された交流戦で、オリックスに対し通算32勝33敗3分けで勝率4割9分2厘、負け越しが1。前年22年まで31勝31敗3分けと全くの五分だったが、今季の対戦で1勝2敗に終わり、負けが先行した。なお甲子園では16勝15敗2分けの5割1分6厘で勝ち越しが1、京セラドーム大阪では12勝15敗1分けの4割4分4厘で借金3(他の球場では4勝3敗)。

▼なお1リーグ時代に阪神は、オリックスの前身阪急と177試合対戦している。初顔合わせは「第1回日本職業野球リーグ戦大阪大会」で、1936年(昭11)5月1日(甲子園)。延長10回裏2死一、二塁で阪神先発の藤村富美男は阪急の宇野錦次を平凡なフライに打ち取ったが、中堅の平桝敏男が落球しサヨナラ負け。阪神は球団創立3試合目にして初黒星を喫した。これに奮起したのか、阪神は阪急に112勝61敗4分け、勝率6割4分7厘と圧倒した。