阪神JFは1番人気のリバティアイランド(中内田)が抜群の手応えで抜け出し圧勝、2歳女王に輝いた。

<阪神JFアラカルト>

☆川田将雅騎手 11回目の騎乗で初勝利。これまでは13年ハープスター、17年リリーノーブルでの2着が最高。JRA・G1はNHKマイルCをダノンスコーピオンで制したのに続く今年3勝目、通算21勝目。

☆JRA2歳G1完全V 川田騎手は17、20年に朝日杯FS、20年ホープフルSを勝ち、この勝利で福永祐一、M・デムーロ両騎手に続き、3人目のJRA2歳限定G1完全制覇。

☆中内田充正調教師 18年ダノンファンタジーで制して以来4年ぶり2勝目。JRA・G1はマイルCSのセリフォスに続く今年2勝目で通算5勝目。そのすべてを阪神芝1600メートルで挙げた。

☆ドゥラメンテ産駒 今年の2頭を含む3頭の出走で初勝利。前回は21年ベルクレスタの6着。JRA・G1は宝塚記念をタイトルホルダーで制したのに続く今年5勝目で通算6勝目。

☆馬主サンデーレーシング 17年ラッキーライラック以来5年ぶり6勝目。JRA・G1はエリザベス女王杯のジェラルディーナに続き、今年5勝目で通算67勝目。

☆生産者ノーザンファーム 20年ソダシ以来2年ぶり12勝目。JRA・G1はチャンピオンズCのジュンライトボルトに続く2週連続、今年10勝目で通算183勝目(ほかJ・G1・3勝)。

☆アルテミスS2着馬の優勝 15年メジャーエンブレム以来7年ぶり2回目。

☆9番枠の勝利 00年テイエムオーシャン以来22年ぶり3回目。

☆関西馬V 20年ソダシ以来2年ぶり23回目。通算成績は関西馬23勝、関東馬9勝。

☆売得金 阪神JFの売得金は前年比101・3%の141億5567万900円。阪神競馬場の入場人員は同209・8%の1万2768人(うち有料入場1万2161人)。

☆阪神JFのドゥラメンテ産駒成績 今年出走の2頭を含む3頭の出走で初勝利。前回は21年ベルクレスタの6着。JRA・G1は6月の宝塚記念をタイトルホルダーで制したのに続き今年5勝目で通算6勝目。

☆新潟デビュー馬の阪神JF制覇 リバティアイランドは、昨年のサークルオブライフに続く2年連続6頭目。競馬場別では新潟が最多6勝の札幌に並んだ。以下、京都5勝、小倉4勝と続く。