日本テレビは14日までに、番組告知の表現が過剰だとして批判が寄せられていた同局系のバラエティー番組「芸能★BANG+」を、17日の放送を最後に終了することを決めた。

 同番組は5月4日に放送した特番で、女性お笑いタレントと占い師の同居騒動を特集。占い師本人が出演するかのように新聞のテレビ欄や番組内で告知したが、実際に登場したのは別の占い師だった。同局は「視聴者に誤解を与えた。事態を重く受け止めている」としている。

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は13日「視聴者の信頼という放送倫理の根本を裏切った」として、特番を審議対象とすることを決めている。