ロケ中の事故で、電子オルガン奏者の小椋寛子(30)と、増田紗織アナウンサー(26)が負傷したABCテレビ「おはよう朝日 土曜日です」は15日、関西地区で生放送され、謝罪した。

司会の北村真平アナウンサー(38)が「番組からご報告」と伝え、事故について説明。続けて「番組としては事態を重く受け止め、おふたりをはじめ、関係のみなさまに深くおわびいたします。番組収録にあたっては、より一層安全対策に万全を期してまいります」と話し、謝罪した。

また、小椋はこの日、生出演し「医師の許可を得ました」と言い、「無理のない範囲で復帰させていただきます」と語った。

2人は11日に和歌山県田辺市でロケに参加。「マリンアクティビティ」の体験取材中に、浮輪ボートが海面から浮遊したタイミングで突風にあおられ、高さ約2メートルの位置から海面に落下。2人は一時意識を失い、同県内の病院に救急搬送。小椋は右側腹筋挫傷、右大腿(だいたい)部皮下血種と、増田アナは右骨盤・左膝・右肩の打撲、右頬骨打撲傷皮下出血と診断されていた。

2人とも入院はせず、通院治療。増田アナは、13日夜のラジオは休んだが、14日にインスタグラムを更新し、業務復帰を報告。この日の「-土曜日です」はもともと出演予定がなく、17日からスタートする「おはよう朝日です 祝日版」で、生放送復帰する。