「第30回読売演劇大賞」の贈賞式が24日、都内で行われた。

年間を通して活躍した新人に贈られる杉村春子賞に選出された大原櫻子(27)は、対象作「ミネオラ・ツインズ」「ザ・ウェルキン」について「人生に深く刻まれた2作品になりました」と振り返った。

18年に所属事務所から独立、舞台での活躍を続ける大原は「春風が吹いて、桜はまだつぼみを付けはじめたばかりです。この賞を胸に、満開の花を咲かせ続ける役者を目指したいです」と語った。

また、大原は、最近背中をけがしたことを明かし「今深くおじぎをしたい気持ちなんですが、このような形になってしまうことお許しください」と会釈し、感謝を示した。式典は読売新聞オンラインでも中継している。