来年8月15日付での退団が決まっている宝塚歌劇団の月組トップ珠城(たまき)りょうが、同1月15~17日に兵庫・宝塚バウホールで、コロナ禍で中止になっていたディナーショーに代わり、スペシャル・ライブを上演することが20日、同劇団から発表された。

公演は、三木章雄氏演出の「Eternit■」で、当初は6月に宝塚ホテル、パレスホテル東京で予定されていたディナーショーに代わる公演として上演される。

珠城は現在、宝塚大劇場で月組公演「WELCOME TO TAKARAZUKA-雪と月と花と-」「ピガール狂騒曲」に主演中。有栖川有栖氏原作の「幽霊刑事(デカ)~サヨナラする、その前に~」についても、当初予定の9月から延期され、来年3月7~23日にバウホールでの上演が決まっている。この日、珠城演じる成仏できない刑事の相棒役に、月組スター鳳月杏が決まったことも発表された。

また、同じく月組人気スター月城かなとが主演し、東京・TBS赤坂ACTシアターで、同2月16~28日に上演予定の「ダル・レークの恋」についての配役も発表され、ヒロインは海乃美月が選ばれた。

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