退団発表後に新型コロナウイルスの影響で、日程が延期になっていた宝塚歌劇団の雪組トップスター望海風斗(のぞみ・ふうと)と、相手娘役の真彩希帆(まあや・きほ)は来年4月11日に退団することが4日、明らかになった。同じく退団発表済みの月組トップ珠城(たまき)りょう、相手娘役美園さくらは同8月15日付で退団する。

劇団はこの日、新型コロナウイルスの感染拡大で、スケジュールを再考し「未定」としていた来年前半の上演日程を発表。望海、真彩コンビの退団公演となる雪組公演「fff-フォルテッシモ-」「シルクロード~盗賊と宝石」について、兵庫・宝塚大劇場で来年1月1日~2月8日、東京宝塚劇場で同2月26日~4月11日の日程を決めた。

同時に、珠城、美園コンビのサヨナラ作となる月組公演「桜嵐記(おうらんき)」「Dream Chaser」も発表し、宝塚は来年5月14日~6月21日、東京は同7月9日~8月15日に上演するとした。

両コンビとも、東京公演千秋楽をもって退団となる。