ジャニーズJr.内ユニットHiHi Jetsと「美 少年」が18日、東京・EXシアター六本木で、ライブ公演「パパママ一番 裸の少年 夏祭り!」の初日を迎えた。今月9日に死去したジャニーズ事務所ジャニー喜多川社長(享年87)の「教え」を明かした。

ゲネプロでは、それぞれのユニットのオリジナル曲や、太鼓やローラースケートを使ったパフォーマンス、タップダンスなども披露。美空ひばりさんの「愛燦々」をソロで歌唱した岩崎大昇(16)は「ジャニーさんの思いを胸に背負って頑張りたい」と誓った。

独特な公演タイトル「パパママ一番 裸の少年 夏祭り!」は、ジャニー氏が生前に考案した。橋本涼(18)は「ジャニーさんらしい発想で考えてくれた」と笑った。高橋優斗(19)は「ジャニーさんからは『両親には感謝しなきゃいけないよ』って常に言われていました」と明かした。

ジャニー氏からJr.の育成やプロデュースを引き継いだ滝沢秀明氏(37)は、この日登場した若手について「いい意味で怖いもの知らず。ここから先、駆け抜けてほしいです」と期待を寄せた。「ジャニーさんと彼らがやってきたことを信じて、守って、引き継いで維持しなきゃいけない」と宣言。ソロ歌唱を任された岩崎については「ジャニーさんの近くでよく歌っていて、歌を買われていた。ジャニーさんが以前から『愛燦々』を歌ってほしいとお願いしていた」と明かした。【横山慧】