米プロレスWWEの元レスラー、ダレン・ドロズドフさんが死去した。54歳だった。6月30日(日本時間7月1日)、米ニュージャージー州メイズランディングで亡くなったという。WWE公式サイトを通じ、ドロズドフさんの家族が「私たちの最愛のダレンがけさ自然死したことを残念に思います」などと死去を報告する声明を発表した。

元アメフト選手で93年からはNFLでも活動した後、97年からWWF(WWE)と契約してプロレスラーに転向。アメフト時代から慢性的に嘔吐(おうと)する症状を抱えていたことから最初は「ピューク」(英語で嘔吐)のリングネームでデビュー。ロード・ウォリアーズのアニマル・ウォリアーとタッグを組んだ時期もあった。99年10月の試合中にパワーボムを受けた際、脊髄損傷の重傷を負い、下半身不随となって現役引退。その後はWWEのスタッフ、ライターとしも活動していた。