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厚労省・安全性情報 酸化マグネシウムの長期投与に注意喚起

公開日時 2008/11/27 23:00

厚生労働省が11月27日に公表した医薬品・医療機器安全性情報(No.252)によ
ると、05年4月~08年8月の約3年半で制酸剤・酸化マグネシウムの服用と因
果関係が否定できない高マグネシウム血症が15例(うち2例が死亡)報告され
たことが明らかになった。統合失調症や認知症を合併している患者などに対し
て漫然と長期投与されていたと考えられる症例や、高マグネシウム血症による
症状だと気づかないまま重篤な転帰になったケースなどがあったため、添付文
書の重大な副作用に高マグネシウム血症を追記、長期投与の場合には定期的に
血清マグネシウム濃度を測定するよう注意を呼びかけた。報告された症例のう
ち6例(うち死亡1例)が長期投与されていたケース。同剤は50年から便秘薬
や制酸剤として広く使われており、現在19社が販売している。企業が推計した
05年の年間使用者数は約4500万人。

また、降圧剤アゼルニジピン(第一三共の「カルブロック」)については、重
大な副作用に「肝機能障害、黄疸」を追記した。05年4月1日から08年7月8
日までの直近3年間に肝機能障害と黄疸で8例(うち死亡1例)が報告された
ため。07年度の年間使用者数は約45万人。

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