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2022.08.27 08:45

朝ドラ「らんまん」に広末涼子さん出演 高知編、県出身3人 島崎和歌子さん、中村里帆さんも

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広末涼子さん

広末涼子さん

 NHKは26日、牧野富太郎博士をモデルに来春から放送する連続テレビ小説「らんまん」に、いずれも高知県出身の広末涼子さん(42)、島崎和歌子さん(49)、中村里帆さん(23)が出演すると発表した。

 「らんまん」は朝ドラ108作目。激動の時代に、愛する草花と向き合い続けた植物学者の波瀾(はらん)万丈の人生を描くオリジナルの物語。主人公・槙野万太郎を神木隆之介さん(29)、妻の寿恵子を浜辺美波さん(21)が演じる。

 今回発表されたのは、万太郎の人生に大きな影響を与える、ふるさとの家族らが登場する「高知編」の出演者。本県出身の3人はそれぞれ、地元・高知が舞台のドラマで演じる喜びをコメントにつづった。

 広末さんは万太郎の母、槙野ヒサを演じ、植物が好きな万太郎を慈しみ、成長を温かく見守る。「県立牧野植物園には何度も足を運んだ」とし、「万太郎にとって何より大切なものを支え、励まし続ける〝母の面影〟は大事な役どころ。丁寧に演じきりたい」と寄せた。

島崎和歌子さん

島崎和歌子さん

 島崎さんは自由民権運動を支援する女性、楠野喜江役。日本で初めて女性参政権獲得を訴えた楠瀬喜多がモデルになっており、「ふるさとの登場人物を演じられることを光栄に思う。高知の女性はとても強くて自立しているので地でいけそう。しっかり自分の意見を言える『民権ばあさん』を楽しみにしている」とアピール。

中村里帆さん

中村里帆さん

 モデルや俳優として活躍している中村さんは朝ドラ初出演。万太郎の生家の酒蔵に奉公する働き者の女中たまを演じる。「これまで生きてきた中で一番と言っても過言ではないくらいうれしい出来事。はちきん魂で思いっきり元気よく演じたい」と意気込んだ。

 このほか、万太郎の祖母を松坂慶子さん、万太郎の人生の師匠となる学者を寺脇康文さん、酒蔵の番頭の息子を志尊淳さんが演じる。

 ドラマは今秋クランクインし、来春から半年間放送される予定。(石丸静香)

高知のニュース 牧野富太郎

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