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製作が進んでいる「九七式艦上攻撃機」の実物大模型(加西市提供)
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製作が進んでいる「九七式艦上攻撃機」の実物大模型(加西市提供)
姫路海軍航空隊の特攻で使われた九七式艦上攻撃機=鶉野飛行場(上谷昭夫さん提供)
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姫路海軍航空隊の特攻で使われた九七式艦上攻撃機=鶉野飛行場(上谷昭夫さん提供)

 兵庫県加西市は、現在製作を進めている「九七式艦上攻撃機」の実物大模型の見学券をふるさと納税の返礼品に加えた。九七式は太平洋戦争中、同市鶉野(うずらの)町にあった鶉野飛行場で訓練に使われ、姫路海軍航空隊の特攻機にもなった。同市が今春開設する平和学習施設に展示される予定で、一般公開前にふるさと納税寄付者を招待する。(小日向務)

 九七式は3人乗りで、全長約10メートル、全幅約15メートル。航空母艦などから出撃し、爆弾や魚雷で攻撃した。

 加西市は、戦争遺跡が残る鶉野飛行場跡や周辺を、平和学習や観光振興の場として整備。今春には新たな拠点施設「soraかさい」がオープンする。九七式は、既に公開されている戦闘機「紫電改」の実物大模型とともに同施設に展示される。

 見学日時は3月9日午後2~6時。九七式模型の搬入後、設置作業を中断して開かれる。1階からだけでなく、2階部分の展望コーナーから写真、動画の撮影も可能。同市は「一般公開前の貴重なシーンで二度と経験できない催し」とPRしている。

 先着100人。返礼品の寄付額は1万円、3月2日の入金まで有効となる。寄付の問い合わせは市きてみて住んで課TEL0790・42・8764、見学は市鶉野未来課TEL0790・42・8757

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