横浜DeNAは1日、小池正晃外野手(33)が今季限りで現役を引退すると発表した。自ら球団に申し入れ、了承された。今季は多村、モーガンら新戦力の加入や若手選手の台頭で出場機会が減少。12試合の出場で打率1割5分にとどまっていた。後日、記者会見を行う予定。
小池は横浜市出身で、横浜高時代の1998年に松坂大輔(米大リーグ・メッツ)や後藤武敏(横浜)らとともに甲子園で春夏連覇を達成。翌99年にドラフト6位で横浜に入団、2005年には勝負強さを発揮し、20本塁打を記録した。
08年のシーズン途中にトレードで中日に移籍。11年の日本シリーズでは代打で決勝本塁打を放つなど日本一に貢献した。同年オフにはフリーエージェント権を行使し、4季ぶりに復帰した。
古巣に戻っての1年目は開幕をスタメンで迎えたものの、88試合で打率1割9分2厘と低迷。今季もスタメン起用は4試合だけだった。通算成績は808試合、打率2割4分2厘、53本塁打、186打点。
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