鎌倉市の松尾崇市長は9日の定例会見で、観光スポット化している江ノ島電鉄の鎌倉高校前駅近くの踏切(同市腰越1丁目)に配置中の警備員について「(配置)時間を拡大していくか検討していきたい」と述べた。
同踏切は人気漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」のアニメのオープニングシーンに登場するなど、外国人観光客に特に人気で平日でも常にカメラやスマートフォンを構えた観光客でにぎわっている。
市都市計画課によると、近隣住民からの要望もあり、2017年4月から土日や三連休、ゴールデンウイーク(GW)の午前10時から午後6時まで警備員1人を配置。写真撮影の観光客が車道に出ないように注意喚起をしている。
GW中には朝6時台から…
鎌倉高校前駅踏切 警備員増強も アニメ聖地で観光客殺到
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鎌倉高校前駅近くの踏切で江ノ電を撮影する外国人観光客ら=9日午後、鎌倉市腰越1丁目 [写真番号:1157632]
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線路や周辺でのルール順守を英語や中国語などで呼びかける看板=2022年11月、鎌倉市 [写真番号:1157633]