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2017年度ロンジンワールドベストレースホースランキング

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2018年1月24日発表

『2017年度ロンジンワールドベストレースホースランキング(LWBRR)』がIFHA(国際競馬統括機関連盟)から発表されました。
2017年1月1日から12月31日までに出走した馬を対象としたもので、国際ハンデキャッパー会議において決定されたものです。

115ポンド以上の334頭(実頭数)がランク付けされ、日本は43頭が掲載されました。国別では、米国(71頭)、オーストラリア(55頭)、英国(48頭)に次いで第4位で、115ポンド以上に評価された頭数では、2015年と並んで、過去最多となります。

2017年のランキングトップは2016年に続いてアロゲートで、レーティングは前年と同じ134ポンドです。史上最高総賞金額として注目を集めた1月のペガサスワールドカップに勝ち、次走のドバイワールドカップでは、後方の位置取りから素晴らしい追い上げで先頭に立つと最後は余裕を持ってゴールする完勝で、トップホースとなりました。2年連続でのチャンピオンは、2011年、2012年のフランケル以来の快挙となります。帰国後出走した3レースでは人気に応えられませんでしたが、ドバイワールドカップで高評価を得ました。第2位は、2016年第3位のウィンクスで132ポンドです。2017年はコックスプレートの3連覇を達成するなど9戦9勝と完璧な成績で、2015年5月からの連勝を22としています。第3位はクラックスマンとガンランナーの2頭が130ポンドで並んでいます。クラックスマンは、10月の英チャンピオンステークスを7馬身差で圧勝しました。シーズン前半は英ダービー3着、愛ダービー2着でしたが、その後は重賞を3連勝し、欧州最優秀3歳牡馬にも選出されています。ガンランナーは、この年6戦5勝、ドバイワールドカップはアロゲートの2着に敗れましたが、その後はブリーダーズカップクラシックなどG1を4連勝しました。中間発表では129ポンドで発表されていましたが、国際ハンデキャッパー会議で130ポンドに上方修正されました。第5位は凱旋門賞を勝った牝馬エネイブルで128ポンド、第6位は英インターナショナルステークスを勝ったユリシーズで126ポンドとなっています。

日本調教馬は、JRA賞年度代表馬キタサンブラックが124ポンド(対象レースは有馬記念1着)で第9位タイ、ジャパンカップを勝ったシュヴァルグランが123ポンドで第12位タイ、宝塚記念を勝ったサトノクラウンが122ポンド(宝塚記念のほかに天皇賞(秋)2着も対象)で第20位タイ、ジャパンカップ2着のレイデオロが121ポンドで第29位タイ、宝塚記念2着のゴールドアクター、阪神大賞典を勝ったサトノダイヤモンドの2頭が120ポンドで第40位タイ、などとなっています。

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