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【図解・スポーツ】元日馬富士問題に絡む処分(2018年1月)

元日馬富士問題に絡む処分

貴乃花親方、理事解任=臨時評議員会で決議-相撲協会

※記事などの内容は2018年1月4日掲載時のものです

 大相撲の元横綱日馬富士による傷害事件で、日本相撲協会は4日、東京・両国国技館で臨時評議員会を開き、貴乃花親方(元横綱)の理事解任を決議した。2階級降格して役員待遇委員となる。相撲協会の理事が解任されたのは初めて。貴乃花親方から協会に「分かりました」と、解任を受け入れる連絡があったという。
 貴乃花親方は巡業部長の立場にありながら、秋巡業中の昨年10月下旬に起きた事件の報告を怠るなどした責任を問われた。初場所(14日初日、両国国技館)後に開催される予定の年寄会による理事候補選挙には立候補できる。
 公益財団法人の相撲協会では評議員会が理事解任の権限を持つ。この日は出席者5人の過半数が賛成して解任が決まった。
 協会は12月28日の臨時理事会で、貴乃花親方の理事解任を評議員会に提案することを全会一致で決めていた。被害者で弟子の貴ノ岩に対し、協会の危機管理委員会が何度も要請した聴取を拒否したことも問題視されていた。
 この暴行問題で元日馬富士の師匠だった伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は、先月20日の理事会を最後に理事を辞任して役員待遇委員となった。 

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