航空局長を戒告処分 利害関係者から接待―国交省
国土交通省は26日、利害関係のある事業者から飲食接待を受けるなどの国家公務員倫理規程違反があったとして、久保田雅晴航空局長を同日付で戒告の懲戒処分にしたと発表した。久保田氏は、民間企業「空港施設」の役員人事に介入した元事務次官の本田勝氏(70)やその友人の会社経営者と会食したことが明らかになっており、その際に会社側から接待を受けたことが分かった。
国交省によると、会食は人事介入問題が報じられる2日前の3月28日に開催。久保田氏は、支払った会費8000円を上回る約1万9000円相当の飲食費提供を受けたほか、土産をもらった。