EQリーグ準備委員会は3月18日、東京・渋谷で会見を開き、芸能人女子のeスポーツクイーン決定戦「e-Sports Queen League(EQリーグ)」のプレリーグを4月から6月にかけて開催すると発表した。

 コンピュータゲームを競技として捉えるeスポーツは、2018年には世界で9億ドルを超えると予想されるほど巨大な市場に成長しつつある。
日本でも、吉本興業がeスポーツを事業として採用するなど、ビジネスの幅が広がっている。
 EQリーグは、eスポーツ界を応援するために、芸能人女性タレントが対戦型ゲームのイベントを実施するPRプロジェクト。eスポーツの発展に寄与するとともに、各チーム所属タレントの新たな魅力を発信する場として、ゲームクイーン決定戦を開催する。18年のプレリーグは、4月22日、5月20日、6月24日の3日間。2018-2019シーズンは9月から開催する予定だ。
 出場するのは、X21(オスカープロモーション)、teamSMQ(サンミュージックプロダクション)、DS☆ゲーム部(ディアステージ)、Shochiku Sisters(松竹芸能)、東宝ガールズ(東宝芸能)、BlueWeeds(blueskywalkers/N-weed)、ホリッち(ホリプロ)の7チーム。
使用するタイトルは、Nintendo Switch用ソフト「スーパーボンバーマン R(KONAMI)」とPlayStation4用ソフト「太鼓の達人 セッションでドドンがドン!(バンダイナムコエンターテインメント)」だ。
 発表会当日は、出場チームの紹介と、初戦の対戦カードを抽選で決めた。また、EQリーグにおける「eスポーツ」は、公平な条件の下で行われるゲーム対戦をeスポーツと定義するという。
 準備委員会は、「日本発の『eスポーツエンタメ』を目指す。女性タレントたちによるゲームでの対戦を軸とした『古くて新しいエンターテイメント』の実現が目標」とコメント。「真剣勝負」「一体感」「努力」をコンセプトに、女性芸能人チーム限定の長期リーグとして、ライブイベントを展開していくという。

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