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侍・高橋宏斗、被弾は反省も「チームが勝てたんで、そこは良かったです」プロ初の中1日登板【WBC】

2023年3月13日 05時04分

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9回に登板した高橋宏

9回に登板した高橋宏

◇12日 カーネクストWBC1次ラウンド東京プール 日本7―1オーストラリア(東京ドーム)
 1位通過を決めた歓喜の輪の中心には、少しばかりばつが悪そうな高橋宏斗投手がいた。今大会2度目の登板は10日の韓国戦(東京ドーム)に続く最終回。先頭のホールに右中間へソロ弾を浴びた。しかし、その後は最速155キロの直球と140キロを超えるスプリットを操り、後続を打ち取り、予選ラウンド全勝突破に貢献した。
 「いろんな反省はあると思うんですけど、チームが勝てたんで、そこは良かったです」と一発は反省しつつも、チームの勝利を喜んだ。2戦続けて1イニングとはいえ、プロ初の中1日での登板。「スピード自体変わってないと思いますし、コンディションも良かったです」と初の体験も問題はなかった。
 中日では先発も、日本代表では中継ぎ待機。慣れないポジションでも適応しようと努力した。全ての試合でチームの出発便よりも1時間以上も早いバスで球場入り。入念に準備してからグラウンドに出る。ブルペンでも中継ぎの先輩でもある大勢や宇田川の助言を仰ぎマウンドに備えた。
 悔しい1球も竜の未来のエースにとっては大事な経験。今後の糧にして、もっと大きな存在となる。 
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