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北朝鮮のミサイルは地対空と判明 「旧ソ連開発SA5」韓国が残骸分析

2022年11月10日 05時05分 (11月10日 05時06分更新)
9日、ソウルの韓国国防省で公開された北朝鮮のミサイルの残骸=朴宰亨撮影

9日、ソウルの韓国国防省で公開された北朝鮮のミサイルの残骸=朴宰亨撮影

 【ソウル=木下大資】韓国国防省は九日、北朝鮮が二日に日本海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)南側の公海に着弾させたミサイルの残骸を回収、分析した結果、一九六〇年代に旧ソ連が開発した地対空ミサイル「SA5」と判明したと発表した。
 報道陣に公開された残骸は長さ約三メートル、幅約二メートル。全長十メートルの胴体の一部とみられる。表面にロシア語が書かれており、ロシアから導入したか、ロシア製を改良した可能性がある。SA5は地対地ミサイルとしても使用できる。韓国軍は、北朝鮮が故意に弾道ミサイルのような軌道で発射したとみている。
 旧型ミサイルを使用した背景について、聯合ニュースは「在庫一掃か、...

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