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与田監督、悔しさ飲み込む 竜、残り1戦で5位確定

2019年9月30日 02時00分

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石橋が三振に倒れゲームセット、声を出す与田監督(左端)

石橋が三振に倒れゲームセット、声を出す与田監督(左端)

 最後まで全力で戦う-。優勝が、そしてCSが消滅した後も、与田監督が繰り返し強調してきた姿勢を貫いた。連勝ならCS進出が決まる虎を相手にした戦い。こちらも連勝なら4位浮上でシーズンを終える。ベストメンバーを組み、勝ち頭の柳を先発に立てたが、結果は黒星となった。
 勝機は訪れなかった。「なかなか塁に出ることができなかったので、それはもう、しょうがない」。与田監督は悔しさを飲み込むように語った。8回までゼロ行進。最終回、意地を見せるように3点を奪ったが、時すでに遅し、だった。
 わずかな好機は序盤にあった。2回は先頭の高橋が内野安打で出塁するも、阿部が遊ゴロ併殺打。4回も先頭の福田が内野安打で出塁したが、続く4番・ビシエドから3者連続三振に終わった。
 頼みの柳も粘れない。指揮官は「結果として先取点を与えた。2死からホームラン。気を付けないといけないところで打たれてしまった。ちゃんと受け止めていってほしい」と、来季へ向けての反省点を挙げた。両チーム無得点の5回2死からだった。長打のある代打・陽川に左越えソロを浴び、流れは一気に阪神へと傾いた。

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